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大井川町の「藤守の田遊び」
「藤守の田遊び」は、静岡県大井川町藤守地方に伝わり、毎年3月17日に大井八幡宮で行われる農民舞楽です。源頼家の時代の1205年の正月、社殿が再建されたときに農民が大井川の恵みに感謝し、五穀豊穣を祈って奉納したのが始まりと言われ、地元の人々には昔から「藤守の田遊びさん」とよばれ親しまれてきました。開墾や田植えから刈り入れまでの稲作の1年間の課程を25番の舞楽につづったこの行事、農業を糧に生きる人々の喜びや苦しみなどが表現されます。1977年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
藤森の田遊びは、独身の氏子の青年が、顔に化粧をして女性に模して衣装をまとい、華麗に踊ります。衣装や小道具などの色の鮮やかさは、他の地方の田遊びと比べてその艶やかさはダントツ。特にこのような踊りは全国的にも珍しく、「ショッコ」と呼ばれる造花の冠を着けて、派手な模様の帯を襷にまいて踊る姿は、まさに華麗な幻想の世界といえます。
万燈火と呼ばれる造花をかぶった第21番「猿田楽」は、稲の花が咲き誇ることを表しているもので、内容も飾りも一番のクライマックスとなり、見るものを圧倒するほどです。
最近、田舎暮らし用の不動産購入を考える人たちに注目され始めている大井川町。おいしい海の幸以外にも、こんなすごいお祭りもあるんです。移り住んだあかつきにはぜひ見にいってください。
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